メッシ選手、アリババのタオバオライブに出演
アリババのTaobao Tmallコマース事業グループは、6月14日、北京に滞在するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手が、オーストラリア代表との試合を前にタオバオライブ(淘宝直播)に参加し、数百万人のファンと交流したと発表しました。
タオバオライブは、24時間365日、マーチャントやインフルエンサーが視聴者と交流しながら商品を販売できるライブ配信サービスであり、先日20周年を迎えた消費者向けECプラットフォームのタオバオ(淘宝)を通じてアクセスできます。
メッシ選手のタオバオライブ出演は、中国の人気インフルエンサーLi Xuanzhuo(李宣卓)氏が主催し、配信中に商品販売をしなかったものの、ユニフォームやサッカーシューズなどを含むメッシ選手の関連商品はタオバオで最も検索された商品となりました。タオバオライブでは、メッシ選手が舞台から退いた後も、視聴者から途切れることなくハートの絵文字が送信されました。
中国のサッカー人気の高まりを受け、アリババの旅行プラットフォームFliggyは、昨年カタールで開催された男子FIFAワールドカップの際に、海外在住の中国人向けに試合チケットと宿泊などをセットにした旅行パッケージを販売しました。
ライブ配信は、消費者向けEC市場で最も急成長を遂げている販売形態の1つであり、Taobao Tmallコマース事業グループは、タオバオライブの事業拡大に期待を寄せています。「同社のライブ配信ならびにコンテンツチームは、コンテンツクリエイターを手厚く支援します」と、Taobao Tmallコマース事業グループの最高経営者(CEO)戴珊(Trudy Dai)は、先日のアリババグループ通期決算説明会にて意気込みを述べました。
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