【インタビュー】堀米雄斗選手がスケートボードの初代オリンピック王者に

ストリートスポーツであるスケートボードが初めて競技種目となった東京2020オリンピックで、プロスケーターである堀米雄斗選手が初代王者となる歴史的快挙を成し遂げています。今年で22歳の堀米選手は7月25日、東京2020スケートボード男子ストリートの決勝戦で優勝し、彼が生まれ育った東京都江東区の競技場で表彰台に立ち、金メダルを獲得しました。

東京2020に向けて、堀米選手はアリババグループと一緒に、全てのアスリートたちを応援するためのグローバル・キャンペーンの一環として、プロモーションビデオ「The Yuto Horigome Story(堀米雄斗選手のストーリー)」を制作しました。アリババのオウンドメディア編集部からのインタビューで、堀米選手は、自分のホームグラウンドで戦うこと、ご自身の成長ストーリー、そしてアリババグループと一緒に堀米選手自身の考えやストーリーを伝えるビデオを制作したことについて語りました。

7月25日、東京五輪の新種目、スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手 (Photo by Sarah Stier/Getty Images for Alibaba)

オリンピックのために一生懸命に努力して技を磨いてきたと思いますが、今回の試合についてどのように受け止めていますか?

自分の中でも一番印象に残りました。地元開催になったので、東京のみんな、日本のみんなが応援してくれたり、地元の江東区の人たちとか家族とか色々応援してくれたりして、そういうのがすごい力になって、頑張れました。

スケートボード種目史上初の金メダルを獲得しましたね。若いスケーターたちにとっても非常に感動した瞬間だと思います。スケートボードがこういった世界的なスポーツ大会の一部となったことについて、あなたはどう思いますか?

スケートボードがこうやってオリンピックの競技種目に加わって、今までスケートボードを知らなかった人たちがスケートボードを知る機会になったと思うし、スケートボードの楽しさやかっこよさを今回のオリンピックで知ることができたと思います。これから世界中で、スケートボードが今まで以上に広がっていくのではないでしょうか。スケートパークがあまりないところも少しずつもっと増えていくと思うし、スケートボード全体の環境がどんどん良くなっていて、野球、サッカーやバスケットボールみたいにメジャーなスポーツになると思います。

東京2020に出場する堀米雄斗選手 (Photo by Sarah Stier/Getty Images for Alibaba)

あなたのスケートボードとの出逢いから、これまでのストーリーを教えていただけますか?例えば、いつプロを目指すと決めたのでしょうか?スケートボードのどこに魅力を感じていますか?

スケートボードを始めたきっかけは、お父さんがスケーターで、子どもの時、よくお父さんについていってたんですが、最初は両足で乗るんじゃなくて、スケートボードの上に座って遊んだり、そういうところから始まって。それがどんどん楽しくなっていて、スケートボードを本当に始めるようになりました。

スケートボードのプロを目指そうと思ったきっかけは、お父さんがプロのスケーターの映像を見せてくれたことです。当時の自分はそんなに上手くなかったので、映像を見ても何をしているのかよくわからないし、別にかっこいいとかもわかりませんでした。でも自分がどんどん上達すると、スケートボードのかっこよさがだんだん分かってきて、好きになっていき、自分もいつかアメリカでプロを目指したいなと思うようになりました。

スケートボードの魅力は、すごい自由なところと、スケートボードを通じて世界のいろんな人たちと仲良くなることができるところです。誰も見たことのない、世界にまだ出ていないトリック(技)もいっぱいありますし。本当にコンテストだけでなく、街中で滑ったり、映像にしたり、作品にすることもできるので、そういうところを考えると、終わりがないところが、面白いです。僕はやっぱり友達とスケートボードしているときが一番幸せだなと思います。

アリババの東京2020大会におけるキャンペーンの一環として、プロモーションビデオを堀米さんに一緒につくっていただきました。そのビデオの中では、日本にあまりストリート・カルチャー文化がないという点も含めて、スケートボーダーとしてぶつかっていた壁を表現するシーンがいくつか出ていましたが、あなたの成長の中で、それらの困難をどのように乗り越えてきましたか?

今こうやってスケートボードがオリンピックの競技種目に決まって、こうやってアリババのような企業が応援してくれて、すごく感謝しています。
スケートボードは、日本ではスポーツ種目としてそんなに認められていなかったと思います。街中で怒られたりしたけど、怒られたら、やめて、ほかのところに行って滑ったりしていました。でも本当にスケートボードが大好きなので、怒られても、辞めるとか考えたことがないです。友達と楽しくスケートボードをやっていたら、少しずつ上達できました。

 


アスリートだけでなく、世界中の人々にとって大変な時期が続いています。アリババのキャンペーンは、人々がいかにして回復力、団結力を示し、困難を乗り越えてきたことを称える取り組みです。新型コロナの感染拡大が続く間、堀米さんはどんなことに取り組みましたか?

新型コロナの感染が世界中で広がったとき、僕はアメリカにいたのですが、感染者数がどんどん増えて、自分はスケートパークにも行けず、ルームシェアしていた家の前の地面で滑っていました。ルームメイトもスケートボーダーなので、スケートボードができるカーブボックスとか作ったり、ちっちゃいところなんですけど、家の駐車場で練習したりしていました。

金メダルを獲得できて、これからチャレンジしたいこと、やりたいことはありますか?

スケートボードのビデオパート(1人のスケーターのトリックを集めた数分の映像)の作品をもっと作りたいです。オリンピック前に1本作って出したけど、それよりももっとすごいものを撮りたいと思っています。あと、世界のいろんな場所に行って、滑ってみたいし、そこでいろんなスケートボード仲間をつくりたいですね。

 

 

 

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