鹿児島県観光連盟が中国人消費者向けオンラインイベントを実施

75万人がアリババの旅行サービス「フリギー」のバーチャルツアーとライブコマースを体験

鹿児島県観光連盟は3月16日、中国人消費者向けに同県の観光資源と特産品を紹介するオンラインイベントを実施しました。同連盟は、アリババグループの旅行サービス「フリギー(Fliggy)」における公式アカウントとオンラインストアにて約2時間のバーチャルツアーとライブコマースを提供し、延べ75万人に視聴されました。

城山ホテル鹿児島(鹿児島市)で行われたライブコマースでは数量限定のジャパニーズウイスキーが次々と売れた。

本オンラインイベントは、日本航空のフリギー公式ストアである「日本航空旗艦店」および株式会社行楽ジャパンと協働し、企画・運営しました。2時間にわたるバーチャルツアーとライブコマースでは、仙巌園からスタートし、桜島を背景に鹿児島市の観光資源や歴史、文化について紹介しました。ガラス職人が伝統工芸品の薩摩切子を制作する現場をライブ中継すると、中国人視聴者から「美しい工芸品ですね!」といった感嘆のコメントが続々と寄せられました。

また、城山ホテル鹿児島からのライブ配信では、地元の旬の食材を活かした料理の数々を紹介、200㎡の広さを誇るインペリアルスイートのルームツアーのあと、県特産品のライブコマースを行いました。

さらに、ライブ中継には小正嘉之助蒸溜所(同県日置市)の小正芳嗣社長がゲスト出演し、伝統的焼酎造りに裏打ちされた製造技術や品質の高さ、また、日本最長の砂丘である吹上浜にある立地など、地元の季候風土を生かしたウイスキー製造をアピールした結果、数量限定品のシングルモルトジャパニーズウイスキーが次々に売れました。

 アリババは、これまでも自社の越境Eコマースやオンライン旅行サービスプラットフォームを介して、日本の優れた商品だけではなく、観光資源や文化に関する情報も海外消費者に届けてきています。コロナ禍においても、日本各地の自治体や観光団体と密に連携しつつ、当社のデジタル技術を活用し、日本の魅力を中国の消費者に伝え続けることで、観光産業のいち早い回復に寄与したいと考えています。

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