ジャック・マー公益基金が日本にマスク 100 万枚を寄付、新型コロナウイルス感染拡大防止のため

アリババグループ創業者のジャック・マーによって寄付された100万枚のマスクが、3月1日夜、浙江省にある菜鳥倉庫から上海に発送され、明日3月3日に専用機(CK253 便)で上海から日本へ輸送される予定です。箱には「青山一道 同担風雨(青山も雲雨も共に見る友よ、一緒に困難を乗り越えましょう)」という漢詩が記されていて、新型コロナウイルスに直面する時期にある日中両国間の絆を表わしています。

マスクの箱に「青山一道 同担風雨」という漢詩が書いてあります

この100万枚のマスクはアリババ公益基金会とジャック・マー公益基金会が調達したものであり、日本に届いた後、自由民主党幹事長で一般社団法人日本医療国際化機構の名誉理事長の二階俊博氏を通じて、日本においてマスクを必要とする新型コロナウイルス対策を行う各機関に転送されます。

ジャック・マーが、自身のウェイボー(weibo)にこのような投稿をしました。

「中国で新型コロナウイルスが発生以来、海外から医療物資を調達する中、多くの国に支援していただきました。中国の医療物資が最も不足している時期、日本政府、二階俊博樣をはじめとする日本の皆様が中国に支援の手を差し伸べ、マスクや防護服などの物資を幾度も寄付してくださいました。感動!感謝!感激!

今回の困難は、私たちの想像をはるかに超えているかもしれません。しかし、大切にすべきもの、肝に銘じていくものなど、多くのことも教えてくれました。“青山一道 同担風雨”、全てが良い方向に向かっていくと信じています。」

現在、日本も新型コロナウイルス感染拡大防止における重要な時期を迎え、中国もできるだけ日本に対する支持を表明すると共に支援を行い、共にこの困難を乗り越えようとしています。

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