アリババクラウド、3,000万米ドル規模の中小企業支援プログラムをグローバルで展開

新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大する中、中小企業によるクラウド技術の採用や、
事業継続に必要な技術実装をサポートする支援プログラム

中国杭州発、2020年4月23日 – アリババグループのデータ・インテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは本日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に拡大する中で、新規および既存の中小企業のお客様を対象に、クラウド技術の採用、および事業を継続するために必要なソリューションの実装を支援するために、3,000万米ドル以上の規模に相当する中小企業支援プログラム「グローバルSMEイネーブルメント・プログラム(Global SME Enablement Program)」(以下「本プログラム」)を開始しました。

クラウドサービスの利用を検討されている新規の中小企業様は、本日4月23日から6月22日までの間に支援プログラムに申請することで、アリババクラウドが提供するソリューションを利用できます。本プログラムでは、クラウド・アプリケーションを低遅延で稼働する「Elastic Compute Service(ECS)」や、高いスケーラビリティと信頼性、安全性を備えるオブジェクトストレージサービス「Object Storage Service(OSS)」のほか、Alibaba Cloud Academyの各コースを含む、12の主要製品をサポート・パッケージとして提供します。

既存のお客様向けには、同じく本日から6月22日の間に申請された方を対象に、クラウド・アプリケーションの拡張やアップグレードに役立つ製品クーポンを提供します。また、アリババクラウドは各国の中小企業団体にも働きかけ、COVID-19のパンデミック対策として、各会員のニーズを満たす技術支援を行っていきます。

アリババクラウド・インテリジェンスの国際事業担当プレジデントのセリナ・ユアン(袁 千、Selina Yuan)は、次のように述べています。
「新型コロナウイルス感染症は、世界経済、特に資金繰りが厳しく、また技術的なサポートへのアクセスが限られている中小企業に、かつてないほどの困難をもたらしています。当社は設立以来、あらゆる規模のビジネスがどこからでも容易に業務ができる環境の構築を支援してきました。当社のグローバルSMEイネーブルメント・プログラムを通じて、中小企業が現在直面している危機に迅速に対応し、デジタル・トランスフォーメーションを加速させながら、ビジネスをより速やかに、そして強固に立て直せるように、中小企業に今必要とされている支援をタイムリーに提供してまいります。」

アリババクラウドは、本日4月23日にオンラインで開催したイベント「Digital Alibaba Cloud Day APAC」(以下「本イベント」)において、本プログラムを発表しました。本イベント中に開催されたインタラクティブなオンライン・カンファレンスでは、アリババクラウドの最新技術やお客様による活用事例に加えて、アリババクラウドがクラウド・コンピューティングやデータ分析、人工知能の機能をどのように活用して、企業やコミュニティによるCOVID-19への対処を支援しているかが紹介されました。

アリババクラウドのグローバルSMEイネーブルメント・プログラムの詳細については、以下をご覧ください。https://www.alibabacloud.com/campaign/anti-covid-19-sme-enablement-program

参考資料:

Digital Alibaba Cloud Day APAC(英語)
https://www.alibabacloud.com/ja/campaign/cloud-day-apac2020

アリババクラウド 新型コロナ対策支援