アリババクラウド、デロイト中国と自動車産業センターを開設

 アリババクラウドは、デロイト中国と共同で「デロイト-アリババクラウド自動車産業センター」を設立したことを発表しました。同センターは、自動車業界のお客様に対して、自動運転、インテリジェントな製造、デジタルマーケティングなどのエンドツーエンドのソリューションを提供することに重点を置いています。

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 同センターは、自動運転、インテリジェントクラウドネットワーク接続、デジタルサプライチェーン、インテリジェント製造、デジタルマーケティング、サイバーセキュリティなどの専門家を擁するデロイト中国自動車セクターのクラウドサービスチームによる支援のもと、より深いインサイトと知見を生かし、お客様の課題解決に貢献することを目指します。アリババクラウドは、ネットワーク、人工知能、エラスティック・コンピュートをはじめとする同社の優れたクラウド技術を同センターに提供し、デロイト中国とともに自動車業界のデジタルトランスフォーメーションをサポートします。クラウド技術の強みを活用し、自動車業界のお客様が大きなビジネス機会を得られるよう支援します。

デロイト中国自動車セクター・リーダーであるアンディ ツォウ氏は次のように述べています。

「自動運転車は2030年までに世界で約8250万台に上り、2035年には中国が570万台以上を占める最大の自動運転車市場になるとデロイトは予測しています。中国の自動運転車産業は、技術競争、エコロジー、消費者の意識、政策の後押しによって新しい時代を切り開いています。」

アリババクラウドの自動車産業担当のゼネラルマネージャであるLi Qiang(李強)は次のように述べています。

「アリババクラウドは、中国国内において70%以上の自動車関連企業に信頼性の高い安定したクラウドサービスを提供してきました。ソフトウェア定義型自動車(SDV:software-defined vehicles)の普及に伴って、自動車産業のクラウドネイティブ化が期待されます。当社はより多くの顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、バリューチェーン全体でデジタル化がもたらす可能性を最大化できるよう努めてまいります。」

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