アリババクラウド、PolarDBの拡張機能「グローバル・データベース・ネットワーク」を日本市場で展開
別リージョンのデータベースへの高速アクセスを実現し、
日本のグローバル企業のデジタルトランスフォーメーションの加速を支援
アリババクラウド セキュリティ・ホワイトペーパー 国際版2.0を公開
8月19日、アリババグループのデータインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドはデータベース製品「ApsaraDB for PolarDB」の拡張機能である「グローバル・データベース・ネットワーク(Global Database Network、以下GDN)」が日本でも利用可能になったことを発表しました。
ApsaraDB for PolarDBは、高い弾力性と信頼性を兼ね備えた独自開発のクラウドネイティブなリレーショナル・データベースです。新たに搭載されたGDN機能を利用することで、グローバル市場でビジネスを展開する日本企業は、異なるリージョンに設置されたアリババクラウドのデータベースに低レイテンシでアクセスできるようになります。
今回搭載されるGDNは、高度なコンピューティングおよび分析性能を求める日本のお客様からのニーズの高まりを受けて、「PolarDB」を日本で提供開始後、約3ヶ月で機能拡張に至りました。日本のお客様は、「PolarDB」に加えて、すでに提供されている他のインテリジェンス製品も利用できます。代表的な製品の一つで、安定性が特長のリアルタイム・データ分析ツール「AnalyticDB」では、物流からEコマース、旅行、広告、エンターテイメントといったさまざまな分野におけるビジネスインテリジェンスの生成の支援が可能です。
アリババクラウド・ジャパンのカントリーマネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。
「デジタル時代において競争力を維持するために、日本のお客様は信頼性の高いツールを求める傾向にあります。今後、さまざまな市場で事業を展開する日本のグローバル企業にとって、ビジネスインテリジェンスを横断的に生成するリアルタイムアナリティクス機能は極めて重要だと考えます。当社は、お客様から信頼されるクラウドサービスパートナーとして、お客様のビジネスの成長とデジタルトランスフォーメーションへの需要に応えるために、継続的な製品の機能強化に努めてまいります。」
さらに、アリババクラウドは本日、「アリババクラウドセキュリティ・ホワイトペーパー国際版2.0」を公開しました。同社のインフラストラクチャやクラウド製品、セキュリティシステムにおける最新のセキュリティ機能に関する最新の情報はこちらでご覧いただけます。
アリババクラウドでは、デジタルトランスフォーメーションの導入ペースの加速とそれに伴う関連規制の改定に伴い、日本のクラウド・インフラに関連する最新のガイドラインに準拠しております。準拠しているガイドラインには、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が策定した「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準」や、金融情報システムセンター(FISC)が策定したセキュリティ・ガイドラインが含まれます。アリババクラウドは今後も、クラウドに移行する際の組織の責任とそれに対応するソリューションの理解を促す情報を日本のお客様に提供してまいります。
関連資料
・「アリババクラウドセキュリティ・ホワイトペーパー国際版2.0」
・アリババクラウド、2019天猫ダブルイレブンにおいて68秒間で10億米ドルの取引処理を実現
・アリババクラウドについて www.alibabacloud.com
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