歴史ある観光地・太宰府でいち早くアリペイ決済を導入した老舗店

アリペイ(Alipay)の日本でのサービスが開始されて間もない2017年、イベント参加を機にいち早く導入を決めた「かさの家」様。全国屈指の参拝者数を誇る太宰府天満宮の表参道に4店舗を構え、名物の梅ヶ枝餅やお食事、甘味、雑貨などを提供する大人気の老舗店です。アリペイ(Alipay)導入から2年あまりを経て感じる効果やメリットについて、取締役の栗山様に取材を行いました。

かさの家について

当社は大正111922)年に旅籠として創業しました。創業当時から梅ヶ枝餅と雑貨、傘の販売も始めまして、「かさの家」という名前もそこに由来します。現在は梅ヶ枝餅の販売と食事処の「かさの家」・軽食が食べられる「かさの家 茶房・ギャラリー」・丼と甘味を食べられる「笠乃家」・手ぬぐいを販売する「てのごい家」の4店舗を運営しています。一番人気は、太宰府名物でもある梅ヶ枝餅になります。創業当時から変わらぬ製法でつくる自慢の手作りの味です。

アリペイを実際に体験して「こんな便利なものはない」と感じた

2年前の2017年に、行政(県と市)からアリペイ(Alipay)決済に関するイベント参加の呼びかけがありまして、興味があったので参加しました。当時からクレジットカード決済や電子マネー決済は導入していたのですが、QRコード決済自体が日本ではあまり普及していなかった時期でしたので、正直なところよく分かってはいませんでした。でもいざ参加してみたら、取次代理店の方が私たち参加者1人ひとりに仕組みなどを丁寧に教えてくださり、実際の操作も体験できて「こんなに便利なものはない」と感じました。導入の際には取次代理店が間に入り、万一のときも対応していただけるということでしたので、安心して導入を決断しました。

中国ではキャッシュレスが当たり前なので、効果を期待してアリペイを導入した

中国ではキャッシュレスが当たり前ということは以前から聞いていて、実際に中国人観光客のほとんどの方がクレジットカードを使っていましたので、「現金をあまり持たないんだな」という印象・理解はありました。だから、アリペイ(Alipay)の導入による期待はありました。

期待していた通り、大きな効果を感じています。最初はクレジットカードで決済しようとしていたお客様が、アリペイ(Alipay)が使えることを知るとすごく喜んで決済されているのが印象的です。特に導入初期のころは日本で使えるとは思っていなかったようで、「こんなところで使えるなんて」という表情で決済されていました。

簡単な操作で会計の手間がスムーズに

端末操作についても、金額をお客様にしっかり確認していただくということさえ気をつけておけば、誰でもすぐにできるようになりました。特に導入当初は「とにかく1回やってみたい」と言う従業員が多かったです。楽しく導入させてもらいました。

会計処理のスピードも他の決済方法より早いです。端末で処理するクレジットカード決済は、「カードを選び、カードを入れて、金額・支払い回数を入れて、お客様に暗証番号を入力してもらう」という工程がかかります。その手間が「金額を入力して、QRコードを読み取る」という作業で済むので、とてもスムーズに決済が完了します。

お客様の利便性を考えて、様々な支払い方法を用意した方がリピート率の向上にも繋がる

中国からのお客様が訪れるような場所では、必ず導入した方が良いと思います。むしろ導入しない理由がないと感じています。サービスについても日本の取次代理店が入り、取次代理店を通して支払いを保証してくれますので安心です。お客様の利便性を考えて、様々な支払い方法の選択ができると「ここで使える。またここを使おう。」と思っていただけます。それが集客に繋がり、リピート率を高めるきっかけになっていると思います。ご近所のお店から導入の相談をされたら、アリペイ(Alipay)を導入したほうが良いとおススメしています。